買い時かどうかや、買うべきかどうか?
一番最初に悩みますね。
「買い時かどうか」ということで、
中古住宅価格の推移を例にお話をします。
(新築にも、おおむね当てはまる傾向です。)
まず、不動産でも何でも、
景気が悪くなると、価格が安くなります。
資力のある人が少なくなるからです。
デフレですね。
そのような中で、
不動産の場合は、リストラなど資金繰りに困る方が
換金したいため、売り物件が増えます。
でも、不景気による資力の関係で、高くは買えません。
売り物件が増え続けると、買い手のほうが少なくなるので
安い物件を選べることになります。
現在は、この状態です。
景気と言えば、80年代後半のバブルに対して、
08年のリーマンショック前をミニバブルという方もいます。
現在は、バブル後の価格水準より、
おおまかに言うと、70㎡換算で400万円程まだ価格が高い状態です。
2000年前後に一旦価格の底を打っているのですが、
今の経済状況が、その時期と比較しても、
良いとは言えないので、このデータは、参考になります。
下落の傾向は、(一時的に消費税の影響は受けるにせよ)
所得が伸びない状態では、このまま続くでしょう。
中・長期的には、人口減少に対して、いかにGDPを上げ国民の所得を
UPしていくかにかかっています。
現在は、家を買う必要がある方にとっては、
十分に検討できる期間をとれる、いい機会かもしれませんね。